サブスクの見直しを進めていくと、「まとめて一つの大きなサービスに集約する」考え方と、「本当に必要なものだけに絞り込む」考え方の、どちらを選ぶべきか迷う場面が出てきます。
今回は、それぞれの考え方の特徴を整理していきます。
1. 「まとめる」という選択肢
通信会社や大手プラットフォームの中には、動画配信・音楽配信・クラウドストレージなどを一つのプランにまとめた「セットサービス」を提供しているところがあります。
個別に契約するよりも合計金額が安くなるよう設計されていることが多く、複数のサービスを使いたい人にとってはメリットがあります。
2. 「絞る」という選択肢
一方で、実際に日常的に使っているサービスが1つか2つに限られている場合は、無理にまとめプランへ移行するよりも、必要なサービスだけを個別に契約する「絞り込み」のほうが、結果的に安くなることがあります。

3. 判断の目安:月あたりの利用サービス数を数える
「まとめる」か「絞る」かを判断する一つの目安は、直近1〜2ヶ月で実際に利用したサブスクの数です。
3つ以上を頻繁に使っているならまとめプランの割引メリットが出やすく、1〜2つに限られているなら個別契約で絞り込むほうが無駄が少なくなる傾向があります。
たとえば月2,500円のまとめプランに対し、実際によく使うサービスが動画配信1つ(月1,000円程度)だけであれば、個別契約のほうが年間で1万8,000円ほど安くなる計算になります。
逆に動画・音楽・書籍の3サービスをまとめて使っている場合は、個別契約の合計(月3,000円台後半)よりまとめプランの方が割安になるケースもあります。
4. 契約先が増えすぎると管理が煩雑になる点にも注意
絞り込みを進める際、契約先がバラバラのまま増えてしまうと、支払い状況や更新時期の管理が煩雑になりがちです。
家計簿アプリやスプレッドシートで契約状況を一覧管理しておくと、「絞ったつもりが結局増えていた」という事態を防ぎやすくなります。

5. 半年に一度は利用スタイルを見直す
「まとめる」「絞る」どちらを選んだとしても、生活スタイルが変わればサブスクの使い方も変わっていきます。
引っ越しや転職、家族構成の変化などをきっかけに、半年に一度程度は契約状況を見直す機会を作っておくと、その時々の使い方に合った形を保ちやすくなります。

6. まとめ:自分の利用スタイルに合わせて選ぶ
サブスクを「まとめる」べきか「絞る」べきかに絶対的な正解はなく、実際にどれだけのサービスを使っているかによって最適な選択は変わります。
次の記事では、第3章のまとめとして、サブスク見直しのチェックリストを紹介します。


コメント